2022年7月にプロ転向を発表した羽生結弦さん。
そのニュースに「え?プロじゃなかったの?」という声が多く生まれたようです。
羽生結弦選手は、プロじゃなかったのか?今回の発表は引退ということなのか、フィギュアスケートにおけるアマチュアとプロの違いについてまとめてみました。
羽生結弦はプロじゃなかった!
2022年7月19日に、フィギュアスケート選手の羽生結弦さんが記者会見をして、競技者としてのキャリアを終える事を発表しましたね。
そんなニュースに、
世間では、「羽生くんってプロじゃなかったの?」
という声も出ていましたね
羽生結弦ってプロじゃなかったの?なんだったの…?
— ドン・ぶっちゃ (@docma1212) July 19, 2022
羽生結弦がプロ転向ってもともとプロじゃないのですか?
日本代表なのに引用:Yahoo 知恵袋
フィギュアスケートに詳しい方なら、ご存知かもしれませんが、
これまでの羽生結弦選手はプロではなくアマチュア競技選手でした。
フィギュアスケートは独特な競技で、野球やサッカーなどとはプロ、アマチュア、引退の考え方が少し異なります。
詳しくみていきましょう!
フィギュアスケートでのアマチュア・プロとは?違いは
フィギュアスケートっぽいポーズをと求められて「SEIMEI」のポーズをとる #羽生結弦 選手。 pic.twitter.com/qR5CJOVeZx
— 岩佐友 (@yu_iwa3) July 19, 2022
ここでは、フィギュアスケートでいうアマチュア・プロについてご紹介しましょう。
両者の違いを簡単に表すと
- アマチュア:世界大会などの競技会に出場している選手
- プロ:アイスショーに出場している選手
とこんな感じです。
国際試合に出ている人はアマチュア?
スポーツでいう「プロ」というと、
興行試合に出て、その成績によって得られる報酬を生計の中心とする選手
といえますよね。
しかし、フィギュアスケートの場合は、プロが出場できる興行試合がほとんど開催されていません。
フィギュアスケートで国際試合などに出場するためには、ISU(国際スケート連盟)への選手登録が必要になります。

プロはアイスショーで稼ぐ
国際スケート連盟への引退届を提出することで、その選手はアマチュアではなくなります。
今回、プロ転向を表明した羽生結弦選手ですが、プロの先輩としては、荒川静香さん、浅田真央さんがいらっしゃいますね。
フィギュアスケートでは、野球やサッカーのように特定のチームと契約する必要はなく
プロスケーターと宣言すれば、プロになることは可能。
ですが、主にアイスショーの開催で生計を立てていくことになるので、スポンサーや人気、知名度は必要です。

羽生結弦のプロ転向は引退ってこと?
まさに金の羽衣を纏った天女様💕#羽生結弦の2次元みを語れ #羽生結弦 pic.twitter.com/ZFRIkB4M0e
— Ruby (@ruby4A1207) July 16, 2022
羽生結弦選手が今回記者会見をしたとき、引退という言葉は使いたくないとおっしゃっていましたよね。
フィギュアスケートでは、
- 競技会への出場をやめるとき
- アマチュアでなくなるとき
引退するという言葉が使われていますし、
そのように認識している方は多いと思います。
でも、それって羽生結弦選手が言うとおり、
アマチュアとしての活動を終えるだけで、フィギュアスケート人生を引退するとは限らないですよね。
むしろ、羽生結弦選手は、
「理想のフィギュアスケートを追い求めるのは競技会じゃなくてもできる。むしろ、競技会じゃない方が皆さんに見ていただけるんじゃないか」
引用:読売新聞オンライン
と、新たなプロスケーターとしての決意も述べられていました。
羽生結弦選手がプロに転向した後は、
これまでとは違うアイスショーを見せてくれるかもしれませんし、
世界大会のような競技会に劣らない、ショーを演出してくれる期待大ですね!

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