世界中で注目されているロシアのリーダー・プーチン大統領。
プーチン大統領っていつから大統領なのでしょうか?また任期がいつまでなのかも気になりますね。
プーチン氏の大統領としての経歴やロシア歴代大統領などをリサーチしました。
プーチンはいつから大統領?
プーチンと犬2匹。 pic.twitter.com/f5A2GVTTDd
— aki (@3h_aki) March 2, 2022
ロシアの大統領ウラジミール・プーチン氏。
「物心ついたときから、ロシアの大統領はプーチン氏」
と感じている方も多いのではないでしょうか?
ロシアのリーダー20年間
そう、プーチン大統領は現在4期目の大統領の任期に就いています。
プーチン氏の大統領としての経歴をざっとまとめてみるとこんな感じです。
- 2002年に初めて大統領に選出(1期目)
- 2004年に再任(2期目)
- 2008年に大統領退任
- 2012年に大統領に復帰再任(3期目)
※このころから任期は6年となります。 - 2018年に大統領に再任(4期目)
というわけで、2022年時点で4期目の大統領を務めているというわけですね。
2008年~2012年の間は、プーチン氏は大統領ではありませんでした。
このときの大統領はドミトリー・メドベージェフ氏。
記憶に残っている方も多いでしょう。
ドミトリー・メドベージェフ大統領の時代には、プーチン氏は首相を務めていました。
ロシアは、国民からの直接選挙で選出された大統領が「国家元首」になるという「大統領制」の国。
大統領と首相との違いをまとめておくと、
- 大統領
⇒国家元首で軍の最高司令官。政治・軍事・外交において最高権力を持つ役割 - 首相
⇒政府の統括。政府の基本方針を決定したり,活動を大統領に伝達したりする役割
と、こんなところでしょうか。
首相時代のプーチン氏は、ロシアでナンバー2の立場にあったものの、
それは当時の法律で、大統領は連続2期までと定められていたことが理由。
実質、政治の実権を握っていたのはプーチン氏だったといわれています。
なので、2002年から現在まで、約20年間、実質的なロシア政府のリーダーであったのはプーチン氏ということですね。
ロシア歴代の大統領は?
ここで、ロシア歴代の大統領を(ソビエト連邦時代も含めて)一覧でご紹介しておきますね。
在任期間 | 指導者 |
1917-1924 | ウラジミール・レーニン |
1924-1953 | ヨシフ・スターリン |
1953.3-1953.9 | ゲオルギー・マレンコフ |
1953-1964 | ニキータ・フシチョフ |
1964-1982 | レオニード・ブレジネフ |
1982-1984 | ユーリ・アドロポフ |
1984-1985 | コンスタンティン・チェルネンコ |
1985-1991 | ミハイル・ゴルバチョフ |
1991-2000 | ボリス・エリツィン |
2000- 2008 | ウラジミール・プーチン |
2008-2012 | ドミトリー・メドベージェフ |
2012- | ウラジミール・プーチン |
プーチン大統領の任期はいつまで?
20年もの長い間トップの座に身を置くプーチン氏。
任期は6年ですので、4期目の大統領任期は2024年となります。
しかし、2021年にロシアの改正法が成立。
2024年以降も12年、最大プーチン氏が83歳になる年まで大統領を続けられる法律になりました。
それまでの法律であれば、大統領任期は連続2期までと定められていたため、プーチン大統領は強制退任になるはずだったのですが…。
2024年にプーチン氏が再度出馬するかどうかは不明ですが、
今後もずっとプーチン大統領時代が続く可能性もあるというわけですね。
プーチン大統領の支持率は?
国民による直接投票で大統領が決まるロシア。
最近のプーチン大統領の支持率が気になりますね。
最新の情報では、
プーチン大統領の支持率は69%
と、高い数値が出ていますね。
ロシアの独立系世論調査機関レバダ・センターの最新調査で、プーチン大統領の支持率は69%と、昨年12月の前回調査から4ポイント上昇した。
引用:読売新聞
過去のプーチン大統領の支持率推移も見てみましょう。
出所:レバダセンター
下がっている時期もありますが、長年にわたり高い支持率を維持している印象です。
ちなみに、朝日新聞が2月22日に発表した世論調査による、岸田内閣の支持率は45%でした…。
以上、プーチン氏の大統領経歴や任期についてお伝えしました。
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