北京オリンピック・スキージャンプ、女子個人ノーマルヒルで4位という結果に終わった高梨沙羅さん。
残念ながらメダルには届かず、競技後のインタビューでは引退を示唆するかのような発言も…。
高梨沙羅さんに引退の可能性はあるのでしょうか?
もしそうであれば、いつ頃なのか、理由は何なのかについてリサーチしました。
高梨沙羅に引退の可能性が浮上
北京五輪、ジャンプ個人ノーマルヒルで、残念ながらメダルに手の届かなかった高橋沙羅さん。
試合後の、涙まじりに声を絞り出しているようなインタビューが印象的でした。
インタビューでは、
- この4年間でつくりあげてきた結果が4位
- 満足できる結果だと思う
と振り返りつつも、
「結果を受け入れているので、もう私の出る幕ではないのかもしれないなという気持ちはあります」
と、まるで自身の引退をほのめかすような発言が出て、
ファンとしては心配なところ…。
4年後については
「今の所はちょっとわからないです」
と返答した高梨沙羅さんですが、
高梨沙羅さんは引退するのでしょうか?
高梨沙羅の引退理由は何?成績不振?
高梨沙羅さんは、北京五輪の個人競技後、引退については、何も言及していません。
高梨さんが引退含め今後の進退について語るのは、五輪終了後ひといきついてからだと推測されますが、
ここでは、高梨沙羅さんが引退するとしたら、その理由は何か?考えてみました。
世界のレベルアップ
ここ数年のオリンピックでは、
- ソチ 4位
- 平昌 3位
という結果を残している高梨沙羅さん。
『高梨沙羅は五輪では勝てない』『最近は、成績不振』という声も少なくありませんが、
15歳のときにワールドカップに出場してからというもの、高梨沙羅さんの成績は、
- 通算勝利数60勝
- 表彰台回数109回
と、歴代最多記録を更新中。
決して成績不振どころではなく、レジェンド級に素晴らしい成績だと思います。
しかし、なぜか五輪では望むような成績を残せていないのは確か。
五輪での金メダルには一層こだわりがあったはずですし、これまでの五輪結果に満足できてないに違いありません。
そんな中、世界のレベルの高い選手との体格差を補い、互角に戦うため、
この4年間は、長年培った技術を全て一新するほどの、過酷な調整をしてきた高梨沙羅さん。
「スタートから助走も、空中姿勢も、すべて」をゼロから作り変えてきた。長年培ってきた技術を捨てて、新たに組み立てるのは簡単ではない。それを決断すること自体、容易なことではない。それでも、世界のトップで戦うために、覚悟を決めて技術の一新を図った。
引用:Number
高梨沙羅さんとしては、
そんな努力をもってしても、世界のレベル=メダルには届かないことを
今回のジャンプで思い知らされたという気持ちがあるかもしれません。
そんなところからも、
『私の出る幕ではないのかも…』との発言が出たのかもしれませんね。
プレッシャー
高梨沙羅さんは、責任感が強く努力家。
五輪後のこんな発言からもわかりますよね。
「私は頑張って当たり前だったと思います。ただやっぱり、頑張っても結果を残せなかったら意味がないので。私の頑張りは足りなかったんだと思います」
今まで支えてくれた人たちに金メダルを獲って恩返しをしたいという思いが強かった沙羅さん。
実際に、周りの期待もすごいものだったでしょうし、重圧(プレッシャー)も大きかったと思います。
そのプレッシャーがポジティブに働かずに、沙羅さんにとっての重荷になっていたとしたら、引退の理由になり得るでしょう。
本人の引退の線引きは?
では、高梨沙羅さん、ご本人のなかで、
こうなったときが引退の時期
というような決め手はあるのでしょうか?
実は高梨沙羅さん、過去のメディアインタビューで、
「世界で戦えなくなったらやめる」
ということをコメントしています。
――自分の中で引退というのは、どういう線引きをしているのですか。
「世界のレベルは毎年上がり続けているし、今季も私より若い選手がすごくいいジャンプをするようになっています。そういう中で自分が戦い続けていることに幸福を感じているので、やっぱりそこで戦えなくなったらだと思います。世界の舞台でトップ争いをしていればテレビ中継もあるし、それを見て何かを感じ取ってもらえる。だから、見てもらえる機会が少なくなったらやめ時かなと思います」
引用:Yahoo!ニュース
高梨沙羅さんの中で、引退せず現役を続ける意味は、
世界の舞台でトップ争いをする
⇒その姿を世間の方に見てもらい、何かを感じ取ってもらう
ということにあるのでしょう。
今回の五輪結果を、
世界でトップ争いできている
と沙羅さんの中で実感できなければ、引退という結論につながるかもしれません…。

高梨沙羅が引退するならいつ?時期は?
高梨沙羅さんが万が一引退をするとしたら、時期はいつでしょうか?
こちらについても、もちろん沙羅さんは、何もコメントしていないので不明です。
ここでは、女子モーグルで活躍した上村愛子さんの例をみてみましょう。
上村愛子さんは、女子モーグルで1998年長野から5大会連続で冬期五輪に出場!
彼女も残念ながら五輪でのメダルには手が届きませんでしたが、
ソチ五輪を終えた2014年4月に現役引退を発表。
引退したときは34歳で、通算20年間の現役生活でした。
現役を20年続けた上村愛子さんですが、高梨沙羅さんは25歳とまだまだ若い!
引退するには、まだ早い気がしますよね!
続いて、高梨沙羅さんの引退に関する世間の声をピックアップしてみましょう。
高梨沙羅の引退に世間の声は?
高梨沙羅さんの引退説に対しては、SNSでは賛否両論ありますが、
- 高梨沙羅さんにはまだまだ現役を続けて欲しい!
- 引退してほしくない!
との声も
そんな応援メッセージをご紹介します。
高梨沙羅めちゃくちゃ重圧だったんだろうな。
この結果で引退とか考えずにまた4年後にリベンジしてほしい— ゲボっくん→4/3.4.5はパラダイス🌴 (@A04U04) February 6, 2022
高梨沙羅選手のインタビュー
なんかやりきった感が出てる
引退なんて言わないよね?
あと2回は出て欲しい— ここから (@kokokara_seo) February 5, 2022
25歳で引退とかなーにを言っとるか!😄
跳んでて笑えなくなった時が引退だよ^_^
ミスしたも笑っとけ!🤣🤣🤣
まだ動ける体があるやん^_^
まだ若いんだしまずは自分が誰よりも楽しめるようにしたらいいとおっさんは思うんですけどねw
ほんまに体が動かなくなった時に後悔せんようにね😄#高梨沙羅— リョウ(麺柱修行中) (@kizunaramen) February 5, 2022
もちろん引退はご本人が決めること。
幼い頃から並々ならぬ努力をし続けてきた沙羅さんに、本当に敬意の気持ちでいっぱいです。

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