今人気の音楽ユニットYOASOBI。小説を元に楽曲を作っていることは広く知られていますね。
YOASOBIの曲を聴いて、原作となった小説を読んで曲と一緒に楽しんでみたい方は多いのではないでしょうか?
今回は、YOASOBI曲の原作小説が読めるサイトや関連書籍などをご紹介します。
Contents
小説を音楽にするユニットYOASOBI
YOASOBIは、コンポーザーのAyaseさんとボーカルのikuraさんからなる、「小説を音楽にするユニット」 です。
個々で音楽活動していた二人ですが、「小説を音楽にする」というコンセプトは、「monogatary.com」という小説投稿サイトの運営スタッフから「小説を音楽にするユニットがあったら面白いのでは?」とAyaseさんに声をかけたのが始まりだそうです。
そして、ボーカリストとしてして抜擢されたのがikuraさん。

YOASOBI楽曲の原作小説 まるわかり一覧表!
まずは、YOASOBI楽曲の原作小説がどんなものなのか、一覧表にしてみました。
曲のタイトル | 原作小説(著者) |
夜に駆ける | タナトスの誘惑(星野舞夜) |
あの夢をなぞって | 夢の雫と星の花(いしき蒼太) |
ハルジオン | それでもハッピーエンド(橋爪駿輝) |
たぶん | たぶん(しなの) |
アンコール | 世界の終わりと、さよならのうた(水上下波) |
群青 | 青を味方に。(alfort creative team)* |
ハルカ | 月王子(鈴木おさむ) |
怪物 | 自分の胸に自分の耳を押し当てて(板垣巴留) |
優しい彗星 | 獅子座流星群のままに(板垣巴留) |
三原色 | RPG(小御門優一郎) |
もう少しだけ | めぐる。(千春) |

YOASOBI楽曲の原作小説が読めるサイト
YOASOBI楽曲の原作小説は、書籍をわざわざ購入しなくても、小説投稿サイトなどで簡単に読めるのがうれしいですね。
無料で読めるサイトがいくつかありますのでご紹介します。
小説投稿サイト monogatary.com
YOASOBI結成のきっかけとなった小説投稿サイト『monogatary.com』。
こちらのサイトでは、次の楽曲の原作小説が読めますよ
ブルボン公式サイト
『群青』は、ブルボン「アルフォートミニチョコレート」CMソング。
群青の原作ストーリー「青を味方に」は、ブルボン公式サイトで読むことができます。
BEASTARS公式サイト
『怪物』と『優しい彗星』はテレビアニメ「BEASTARS」のオープニング&エンディングテーマ曲に採用されています。
それぞれの原作小説「自分の胸に自分の耳を押し当てて」と、「獅子座流星群のままに」は、アニメBESTARSの公式サイトで読むことができます。
ahamo×YOASOBI 特設ページ
ドコモの新ブランドサービス「ahamo」のCM曲である『三原色』は、ahamo×YOASOBI 特設ページで読むことができます。
YOASOBI楽曲の原作本はあるの?
小説なので、手にとって書籍本を読んでみたいと思う方もいるはず。
YOASOBI楽曲の一部は書籍化されています。
夜に駆ける YOASOBI小説集
『夜に駆ける YOASOBI小説集』は、2021年4月現在でもYOASOBIが紅白に出場したときと同じように爆発的に売れているそうで、12万部を突破したそう。
今も増刷中だそうですよ。
YOASOBI小説集のコンテンツは次のとおり。
- 第一章「夜に駆ける」 - 小説「タナトスの誘惑」/「夜に溶ける」(星野舞夜 著)
- 第二章「あの夢をなぞって」 - 小説「夢の雫と星の花」(いしき蒼太 著)
- 第三章「たぶん」 - 小説「たぶん」(しなの 著)
- 第四章 タイトル未定 - 小説「世界の終わりと、さよならのうた」(水上下波 著) アンコール
- YOASOBI特別インタビュー
- 「特典:ボーカルikuraによる『夜に駆ける』原作朗読動画つき! (約9分間)」
タイトル未定となってなっているのは、発売当時未発表曲だった「アンコール」です。

あの夢をなぞって『夢の雫と星の花』
YOASOBIの2ndシングル「あの夢をなぞって」の原作小説「夢の雫と星の花」はWebコミカライズされたのですが、さらに追加エピソードを加え単行本になった漫画がこちらです。
「予知夢」を見ることのできる女子高生と、その幼なじみの男子高生との間で繰り広げられるジレンマや、2人の思春期特有の感情を描いた甘酸っぱいストーリー。
小説とはまた違った楽しみ方ができます。
ハルカと月の王子様
「ハルカ」の原作小説をビジュアル小説化したものです。
鈴木おさむさんが描くストーリーに、「えっびっ」などのスタンプで有名な超人気クリエーター、伊豆見香苗さんがイラスト加えてビジュアル化。
YOASOBI「ハルカ」の別視点で繰り広げられるストーリーになっています。
monogatary.comで「月王子」をすでに読んだ方も、さらなる感動を味わえる一冊です。

小説を読むと、またYOASOBIの曲への理解が深まったり、これまでとは違う感じ方ができるかもしれませんね。