2021年後期に放送されたNHK連続小説『カムカムエヴリバディ』。
ちょっと長めのタイトルですが『カムカムエヴリバディ』の意味が気になります。
今回は『カムカムエヴリバディ』のタイトルの意味は何か?また由来となった童謡の曲などをご紹介します。
『カムカムエヴリバディ』のタイトルの意味は?
史上初3人のヒロインが登場する2021年後期のNHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』。
主題歌は、AIさんが歌う「アルデバラン」、第1期ヒロインは上白石萌音さんと、期待が膨らみますね。
さっそく、タイトル「カムカムエヴリバディ」の意味、どこから由来しているのかについてお伝えします。
「カムカムエヴリバディ」はラジオ英語講座のオープニング曲!
ドラマタイトル「カムカムエヴリバディ」の意味は、「Come Come Everybody」!
訳すると、「みんな来い!」ですね。
これは、戦後直後にNHKラジオで放送された英語講座のオープニング・テーマ曲のタイトル に由来しています。
実際にどんな曲なのか、聴いてみましょう!
英語講座は、このオープニング曲が「カム、カム、エヴリバディ♪」の印象が強いことから「カムカム英語」として親しまれました。
そして、この英語講師を担当していたのが、平川唯一さん。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』は、三世代のご家族を描いたストーリーで平川唯一さんもキーパーソンとして登場します。
演じるヒロインの方々がこちら↓↓↓
- 安子を上白石萌音さん
- るいを深津絵里さん
- ひなたを川栄李奈さん
が演じます。
お気づきの方も多いと思いますが、この英語講座のオープニング曲は日本の童謡です。
続いて、このタイトル由来の原曲について、詳しくチェックしてみましょう!
『カムカムエヴリバディ』は童謡がタイトル由来
「カムカムエヴリバディ」のタイトル由来となったのは、英語講座のオープニング曲ですが、
この原曲は、「証城寺の狸囃子(しょうじょうじのたぬきばやし)」という日本の童謡です。
証城寺の狸囃子は、1925年に発表された曲で、中山晋平さんが作曲されました。
童謡作詞家であった野口雨情さんが木更津市内の證誠寺に伝わる「狸囃子伝説」を題材に作詞を行い、それに中山晋平さんが曲をつけて出来上がったそうです。
そして、何度か、外国のシンガーにもカバーされています!
こちらは、1955年にアメリカ人エンターテイナーのアーサー・キットが『Sho-Jo-Ji (The Hungry Raccoon) 』というタイトルでカバーしたもの。
当時、日本で20万枚近くを売り上げるなど、日本での洋楽アーティストの楽曲としては大ヒットになったそうです。
その後も、CMソングに使われたり、アーティストがアレンジを交え採用したりと、何かと私たちの耳に馴染んでいる曲なんですね。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の中でもすでに登場しています!
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