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フタ止めシールはいつからあった?知らなかった人多数!バーコードの歴史も

2021年に、カップヌードルのフタ止めシール廃止が発表され、話題になっていましたよね。

えっショック!すごくお世話になったのに!」との声がある一方、「あのシールってふた止め用だったの?」とその存在や目的を知らなかった人もいるようです。

フタ止めシールはいつからあったのか?シールの歴史について調べてみました。

 

フタ止めシール廃止も「知らなかった!」の声

カップヌードルでおなじみの日清食品が6月4日に、カップヌードルにお湯を入れた後にふたを閉じておくための「フタ止めシール」を廃止し、新形状のフタ「Wタブ」を採用すると発表しました。

この変更は、「カップヌードル DO IT NOW!」という環境問題プロジェクトの一環として決まったそうです。

 

SNSでは、

と残念に思う方がいる一方で、

 

 

意外とフタ止めシールの存在を知らなかった人も多いみたいですね。

シールを使わずに、割りばしでとめたり、鍋のふたを上に置いていたりと、独自の方法で蓋を閉じていたようです。

 

 

いつからあったの?フタ止めシールの歴史

そもそも、カップヌードルフタ止めシールはいつからあったのでしょう?

一時期はバーコードシールをフタ止めシールとして使用した時代もあったようです。

 

カップヌードルの誕生からシールの変遷を時系列で簡単にまとめてみました。

  • 1971年 カップヌードルが世界初のカップ麺として誕生
  • 1984年 フタ止めシールが初めて採用される
  • 2008年 フタ止めシールが白色から透明に変更
  • 2021年 フタ止めシール廃止

少し詳しくみていきましょう。

 

当初はフタ止めが目的ではなかった?

カップヌードルに初めてフタ止めシールが採用されたのは、1984年。こんな感じ。

 

覚えている方も多いのではないでしょうか?バーコードが記載された白いシールでしたね。

これはJANコードとも呼ばれるもので、商品識別のためにつけなければいけないものでした。

当時は容器が発泡スチロールだったので、容器に印刷しにくかったようですね。それで、シールに印刷され底部に貼ることになりました。

そして、シールをはがすことで外側のフィルムを剥がしやすくするというねらいも!

 

なので、この時代のシールは、

  • 商品識別のため
  • 外側のフィルムを剥がしやすくするため
  • ふたを止めるため

という3つの役割があったのですね!

 

容器が紙製になったことで、透明シールに

つい先日までの透明シールに変更されたのは、2008年

これは容器が発泡スチロールから紙製に変わったことがきっかけでした。

 

容器が紙製に変わり、底の形状も改良されたので、バーコードを容器に印刷することができ、フィルムも剥がしやすくなりました。

それで、ここからはフタ止めが主目的になっていますね。

 

そういえば、以前カップヌードル40周年の記念で、ふた止めシールを集めて応募すると、抽選でカップヌードルロボタイマーが当たるというキャンペーンも実施されたことがあります。

 

50周年はキャンペーンではなく、シール廃止というちょっと切ない結果になってしまいましたが、こうして丁寧に集められたシールはそれはそれで価値が高まりそうですね。

 

フタ止めシール廃止後はWタブ採用に

ふた止めシール廃止

新しく採用された「Wタブ」は、フタの開け口タブを2か所配置することで、シールなしでもフタが閉まるように工夫されています。

多くの試作を重ねて生み出された、ベストな形状と位置のタブだそうです。

 

 

年間33トンのプラスチックを削減できるとは…。カップヌードルがどれだけ人気商品なのかが分かりますね。ちなみに、ビッグサイズは今後もふた止めシールが付くそうですよ。

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