自由民主党所属の衆議院議員・上川陽子さん。
上川陽子さんは政治の一家で生まれ育ったのでしょうか?
上川陽子さんの家系図について調べてみました。
上川陽子の家系図は?政治家の家系ではない?
上川陽子さんは1953年3月1日生まれで、現在は71歳になります。
2024年10月1日までは岸田文雄さんの下で、第152代外務大臣を務めていましたね。
家系図についてチェックしたところ、両親や親類を見渡しても政治に関わっている人物は見当たりません。
現在は、自由民主党・岸田派の議員ですが、選挙に出馬した当初は無所属でした。
実家は静岡県静岡市駿河区にあり、出馬した静岡1区は激戦区で落選の経験もあります。小さい頃は、静岡県静岡市葵区ではないかと推定されています。
これらのことから、上川陽子さんの家系は政治家の家系ではないようです。
上川陽子の家系をわかりやすい図で解説
上川陽子の実家は?
上川陽子さんの実家は静岡県静岡市駿河区大谷にあり、裕福な家庭で育ちました。
幼少期から教育に力を入れられていたようです。
上川陽子の父親と母親
上川陽子さんの両親の職業についてみていきましょう。
- 上川陽子さんの父親は元日本電信電話公社(現NTT)の職員
- 母親は電話交換手
でした。現在、父、母ともに90歳を超える高齢になられていると考えられます。
上川家の教育方針
上川陽子さんの母親は、弾む毬のように育ってほしいとの考え方で、子育てをされていたそうです。中高一貫の女子高に通い、のびのびとした学生生活を送っていたと本人のインタビューにもあります。
また、上川陽子さんの母親は戦時中に十分な教育を受けられなかった経験から、娘には教育の重要性を強調していたといいます。
上川陽子さんはご自身の母親のことを次のように語っていました!
私の母は、自分が戦争中で教育を受けていないという意味で、そうじゃない子どもに育てたいということはあったと思うんです。何何をしなきゃいけないとか、女の子はこうあるべきとか、そういうことを言われたことは一切ないんですよ。むしろ、これからの時代は、女の人でも能力があればどんどん社会に出ていくということが大事なんだよ、あなたもやればできるんだからやりなさいねと、いつも私の前の障害物をどけていてくれるというか。
上川陽子の兄弟は?
上川陽子さんには2歳年上の兄がいます。お兄さんの詳細な情報は公開されていませんが、上川陽子さんが高学歴であることから、お兄さんも優秀な方であると推測されます。
上川陽子さんの家族構成を紹介!夫や娘の職業は?
上川陽子さんは、ご夫婦と二人のお嬢さんで構成される家庭を持っています。
- 夫:上川卓苗さん
- 長女:真希さん
- 次女:悠希さん
夫は銀行員
上川陽子さんの夫の上川卓苗さんは1953年ごろに生まれ、2024年11月現在で71歳前後になります。
上川陽子さんと川上卓苗さんは東京大学時代の同級生で、上川陽子さんが大学入学前に浪人していたことから、お二人は同じ年齢だと推測されます。
ふたりは1970年代後半に結婚したとされています。
夫の川上卓苗さんは東京大学教養学部を卒業後、日本銀行に勤務し、福井事務局長や水戸事務局長など要職を経験。
2020年からは仕事を退職し、現在は上川陽子さんの政治活動を支える立場で、個人として上川陽子さんの後援会への寄付を行っています。
ご主人の理解深さと支援
かつて女性が家庭に専念する風潮があった時代にも関わらず、川上卓苗さんは女性の社会進出に対する理解が深く、女性が社会で自分の才能を発揮すべきとの考えを持っていました。
そして上川陽子さんのキャリアを支えてきました。
主人は主人で、女性も社会の中で自分の持ち味を生かす世界をもつべきだという考え方で協力してくれました。
現在は二人で東京都小平市鈴木町にある自宅で暮らしています。
二人の娘
上川陽子さんには、上の家系図と家族構成で示したとおり、二人の娘さんがいます。
長女の上川真希さんは1980年生まれ、現在は44歳くらいでしょうか。
真希さんははアメリカへ留学し、国際関係論を専攻した後、大学院を卒業して海外援助機構で働いています。
上川陽子さんが2000年に初めて選挙に立候補した際、上川真希さんは成人したばかりで、母の応援活動に加わっていました。
次女の上川悠希さんは1991年生まれ。
自由な環境で育ちました。長女と11歳差の上川悠希さんは2017年にお子さんを出産、上川陽子さんにとっての孫となります。
現在そのお孫さんの成長を見守ることが上川陽子さんにとって大きな喜びとなっているようです。
上川陽子さんの経歴とプロフィール
最後になりましたが、上川陽子さんの経歴とプロフィールを簡単にご紹介します。
学歴と初期のキャリア
上川陽子さんは、静岡県静岡市立横内小学校、静岡県静岡雙葉中学校・静岡雙葉高校を経て、東京大学教養学部を卒業しました。
- 1977年4月:三菱総合研究所に入所。
- ハーバード大学ケネディスクールに留学:公共政策や国際開発部門の世界最高の大学院として知られており、日本人女性として初の留学生。
- 1988年:ケネディスクール修了後、株式会社グローバリンク総合研究所代表取締役に就任。
政治家としてのキャリア
- 1996年:第41回衆議院議員総選挙に静岡1区から無所属で立候補、落選。
- 2000年6月:第42回衆議院議員総選挙に無所属で出馬し当選、自民党を除名される。
- 2007年:第1次安倍改造内閣で内閣府特命担当大臣として初入閣。
- 2009年:衆議院議員総選挙で落選。
- 2012年:衆議院議員総選挙で4選。
- 2014年10月:法務大臣に任命。
- 2017年:オウム真理教事件の死刑確定者に死刑執行命令。これまで3回法務大臣に任命され、在任期間は1162日で歴代最長。
- 2020年9月:菅義偉内閣で、3度目の法務大臣に就任
- 2021年10月:自民党人生100年時代戦略本部長に就任
- 現在:第2次岸田改造内閣で外務大臣に就任。
上川陽子氏が政治家を志したきっかけ
上川陽子さんが政治の世界に入ったのは40歳の時です。
政治家とは関わりのなかった上川陽子さんが政治家を志したのは、アメリカの大学院留学中に、海外から日本を見たとき、改革が必要だと感じたから。
1988年で大学院を卒業した当時は35歳で、すでに娘がいました。
43歳で初めて国政選挙に立候補しますが5位で落選します。
2000年、50歳で初当選後、現在に至っています。
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