第100代内閣総理大臣となられた岸田文雄さん。
首相として国際的な会議などで英語を使うことも多いと思いますが、岸田文雄総理の英語力が気になります。
今回は、帰国子女といわれる岸田総理の英語力の評価やスピーチ動画をご紹介します。
岸田文雄総理の英語力は?スピーチをチェック!
岸田総理大臣。
総理大臣ともなれば、気になるのが英語力ですよね?
国際会議など、様々な局面で他国の大統領と渡り合うためには、はやり通訳を通さずに、自らの英語で意見を交換する総理大臣を期待したいですよね。
ではさっそく、スピーチ動画からチェックしていきましょう。
岸田文雄総理の英語スピーチ動画
外務大臣としての経歴もある岸田文雄総理大臣。
岸田さんがどんな風に英語を話すのか、動画でチェックしてみましょう。
↑↑こちらは外務大臣時代の2015年の英語スピーチ。
文面を読みながらのスピーチでペラペラという感じではないですが、落ち着いた英語で聴き取りやすいです。
↑↑そしてこちらは、2019年に開催された国際会議・シンガポール・サミットでの英語スピーチ。
このとき岸田さんは自民党の政調会長でしたね。
岸田文雄総理の英語力を評価!結果は?
さて、岸田文雄総理の英語力を一般的に評価すると、どのくらいの実力なのでしょうか?
メディア記事や動画による岸田総理の英語力の評価をまとめてみました。
ケビン・クローン氏による英語力判定
アメリカ出身で4カ国語を話せるコメンテーターのケビン・クローン氏。
昔、『ここがヘンだよ日本人』というバラエティ番組にも出演されていました。
ケビン氏が岸田総理の英語スピーチを聴いて、判断した結果、
岸田総理の英語力は、70点で合格ライン
とのことでした。
岸田(文雄)さんは、発音はきれいですが、原稿を読み上げているだけで、質疑応答は通訳まかせ。アピールできていません。
引用:Smart FLASH
ちなみに、他の政治家の英語力については、
- 小泉進次郎さんは90点
- 河野太郎さんは88点
- 安倍晋三さんは75点
- 加藤勝信さん・茂木敏充さんは50点
- 野田聖子さん・石破茂さんは10点
との評価でした。
KY先輩による英語力チェック
次は、『KY先輩: アメリカ英語のぐるぐる』というYouTubeチャンネルによる岸田総理の英語力評価をご紹介します。
こちらはシンガポールサミットの英語スピーチに対する評価でしたね。
- 結構上手
- 発音が綺麗
- イントネーションが不自然なところも
という内容。
「英語スピーチは最初の数分のみで、続きは日本語だったことがもったいない」
「日本語を使わないで、もっと英語で頑張りましょう!」
との意見でした。
しかし、英語のポテンシャルはある!との評価でしたね。
カズ先生 (シカゴ大学Ph.D.)による英語力評価
最後に、英語喉:カズ先生 (シカゴ大学Ph.D.) による岸田さんの英語評価です。
- 声に温かい響きがある(ネイティブぽい)
- 音節の数やリズムが正しい
- ネイティブのように息が深い
⇒単語と単語の間がネイティブのようにつながっている
カズ先生からは、「ネイティブに近い発音」とかなりの高評価でした。
岸田さんは、小学生の時期にアメリカ学んだ英語の基礎がしっかりと身に付いているとのこと。
また、岸田さんの地元、広島の方言・広島弁が英語に生かされているのでは?との意見でした。
岸田文雄総理は帰国子女だから英語ペラペラ?
総じて、英語力の評価が高い岸田文雄総理。
先ほどご紹介したカズ先生の動画でもいわれていましたが、
岸田文雄総理は、幼い頃、父親の仕事の都合で、アメリカ・ニューヨークで暮らしたことがある帰国子女です。
帰国子女だから、英語はペラペラなのは当たり前
と思われるかもしれませんが、
岸田さんがアメリカにいたのは、小学1年生から3年生までのたった3年間だけです。
幼い頃のたった3年間の在米で、その後留学経験などは持たない岸田総理。
その後、英語力をキープされてきたのは、政治家だから当たり前という考え方もありますが、高評価ではないでしょうか?
他の日本人の子供への対応にスタッフから助けを求められることもあったとか。
外務大臣だった2016年には、当時のアメリカ大統領オバマ氏の広島訪問を実現!
オバマ大統領に原爆ドーム、原爆の子の像、折り鶴などについて通訳を介さずに英語で説明を行っていたのが印象的で好感も持てましたね。
因みにこのとき当時、外務大臣だった岸田文雄首相も同伴し、通訳を介せずに自ら英語で全て説明してはったなぁー! pic.twitter.com/Uady3SnfyD
— 大河阪急@HK-08 (@hankyu_taiga) October 27, 2021
2021年に行われたCOP26では日本語で演説し、
「COP26では英語で演説してほしかった」
という世間の声も多いですが、一方で、
「衆議院議員選挙で準備ができなかったのでは…」との意見も。
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