朝ドラ『ブラッサム』で、中井千聖さんが演じる橋本タエ。
葉野珠の女学校時代のクラスメートで、明るく社交的な女学生です。
主人公・葉野珠のモデルは作家の宇野千代ですよね。では、タエにも実在モデルがいるのでしょうか。
この記事では、
- 橋本タエの実在モデル
- 宇野千代の女学校時代の文学仲間
- 橋本タエと珠の関係
- 橋本タエ役・中井千聖さん
橋本タエの実在モデルは?
橋本タエに、特定の実在モデルは公表されていません。
ただ、宇野千代の女学校時代には、タエたちを思わせる文学仲間がいました。
宇野千代と「海潮音」

宇野千代は1910年、岩国高等女学校に入学しました。
16歳だった1913年には『女子文壇』へ変名で投稿。同じころ、仲間たちと同人誌「海潮音」を作っています。
『生きて行く私』には、5人ほどの文学仲間と過ごした女学校時代の思い出も出てきます。
みんなで写真館へ行き、思い思いの格好で記念写真を撮ったこともありました。ちょっと大胆で、楽しそうな青春時代です。
宇野千代は、こうした仲間との出会いも、小説家になるまでの大切な「廻り合わせ」として振り返っています。
『ブラッサム』でも、珠のそばには角田忍、森岡稲子、橋本タエがいます。
みんなで「黎明」を作ったり、一緒に写真を撮ったり。宇野千代の女学校時代を思わせる場面がいくつもあります。
宇野千代の同級生:二宮ヤエ
宇野千代の同級生には、二宮ヤエという女性もいました。
1914年の学芸会では、宇野千代と二宮ヤエが一緒に「英語 コロンブス」を発表しています。
「ヤエ」と「タエ」、名前もちょっと似ていますね。
実在モデルというよりも、参考にした人物かもしれませんね。
宇野千代は卒業後、仲間たちと回覧雑誌「海鳥」も作りました。
⇒ ブラッサム「黎明」にモデルはある?宇野千代の「海潮音」「海鳥」と比較
ブラッサム橋本タエはどんな人?
橋本タエは、葉野珠の女学校時代のクラスメートです。
明るく社交的で、角田忍や森岡稲子と一緒に女学校生活を楽しんでいます。
タエ役の中井千聖さんは、こんなふうに話しています。
「ただ毎日をおもしろがってみんなと青春していたのかな」
(引用:『ブラッサム』出演者発表)
この言葉が、タエらしさをよく表しています。
友人たちと笑ったり、話したり、その毎日を楽しむ女の子。珠の青春時代を一緒に過ごす友人です。
タエと珠の関係
橋本タエと葉野珠は、女学校のクラスメートです。
角田忍、森岡稲子とともに、珠が文学にひかれていく時期をすぐそばで過ごします。
中井千聖さんも、珠について
「のちに花開くであろう才能の芽を近くで感じつつ」
とコメントしています。
のちに小説家への道を進んでいく珠。でも、このころはまだ普通の女学生です。
タエは、珠がまだ何者でもなかったころを知っている友人。
そこがタエのいいところですね。
宇野千代も女学校時代から『女子文壇』へ投稿し、「海潮音」を作るなど、少しずつ文学の世界へ足を踏み入れていました。
珠とタエたちの時間にも、そんな10代の宇野千代の空気が感じられます。
橋本タエ役は中井千聖さん

橋本タエを演じるのは、中井千聖さんです。
『ブラッサム』が初めての朝ドラ出演となりました。
中井千聖さんの母親は山口県生まれ。中井千聖さん自身も、小さいころから何度も岩国を訪れていたそうです。そのため、台本に並ぶ岩国の言葉にも聞き覚えがあったとか。
どこか懐かしさを感じながら撮影に入れたそうです。
まとめ|橋本タエの実在モデル
以上、ブラッサムの橋本タエと実在モデルについてご紹介しました。
橋本タエに、特定の実在モデルは公表されていません。
ただ、宇野千代には女学校時代から一緒に文学を楽しむ仲間がいました。
「海潮音」を作り、みんなで写真を撮って、にぎやかな時間を過ごしています。
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