顔がちょっと怖い、カマで挟まれると痛いなど、マイナスイメージも多いカマキリ。
しかし、なぜか私の息子たちはカマキリが大好きです。
私も息子たちの興味を深めるために、まずは絵本や、やさしい図鑑、児童図書から勉強してみました。
この記事では、「子どもと一緒に読むと楽しい」「虫が苦手な大人でも楽しめる」カマキリ関連の絵本を厳選してご紹介します。
カマキリの絵本や図鑑 おすすめ7選
かまきりのかまくん 童心社
オオカマキリの子ども「かまくん」の物語。
実物ではかわいいとは言い難いカマキリが、とても愛らしく描かれています。虫嫌いなママも一緒に楽しく読めると思いますよ。
絵本 はらぺこカマキリ 講談社
NHK Eテレ「香川照之の昆虫すごいぜ!」のカマキリ先生がプロデュースした絵本です。
NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」に登場した「はらぺこカマキリ」という歌が元になっています。歌は知っている!というお子さんも多いのではないでしょうか。
内容はわかりやすく、またカマキリがとてもかわいいので、赤ちゃんから幼児まで楽しめます。
このあと、はらぺこカマキリがどうなるのか?お子さんに想像してもらうという楽しみ方もありですね。
162ひきのかまきりたち 福音館書店
1つの卵のうから生まれた162ひきのカマキリの子どもたちが、苦難を乗り越え、おとなのカマキリになる様子を描いています。
生き残ったカマキリが卵のうを残し、新たな命をつなげていくということが丁寧に示されていると思います。読み聞かせで子どもの反応を見てみたい1冊です。
かまきり おおかまきりの一生 福音館書店
オオカマキリの誕生と成長をイラストで丁寧に綴った絵本です。
精密に描かれていて、リアル。そして迫力があり、単なる絵本とは片付けられない一冊。
「交尾」という言葉を子どもの本で使用した初めてのシリーズ絵本だとか。
さすらいのハンター カマキリの生き方 小学館
カマキリにとって、「生きるということは?」をテーマに、オオカマキリが懸命に生きる姿を感じられる写真絵本です。作者の筒井学さんが、5年間かけてオオカマキリを追いかけ撮影した写真は、とても迫力があり、そして美しい。
読み終えたとき、カマキリを応援したくなる、そんな写真絵本です。
私の6歳の息子も食い入るように読んでいました。漢字が使用されていますが、ひらがなのルビがついているので、幼児でも楽しめますよ。
育てて、しらべる 日本の生き物ずかん 「カマキリ」 集英社
児童図書ですが、大人の私も楽しめました。カマキリの一生が、多くの写真と、親しみやすい文章で紹介されています。
体のつくり、捕獲行動をはじめ、カマキリの不思議なヒミツやおもしろ知識など、飽きにくい構成になっているので、お子さんと一緒に読んでみるのもおすすめです。
世界のカマキリ観察図鑑 草思社
45年来カマキリが大好きな著者・海野和男さんが撮りためたカマキリの写真図鑑です。
世界のカマキリ70種が紹介されていて、その多様性に驚かされます。私は、ハナカマキリが白やピンクの花に紛れている姿にはハッとさせられました。
緑色や茶色のカマキリしか知らないという方は、ぜひ手にとってみてくださいね。
愛嬌があって、おもしろいカマキリ
私は、虫に関しては素人同然。子どもと一緒に学んでいる最中です。でも周りの大人の虫好きさんに尋ねてみると、「カマキリが好きだ」という方は結構多いのだそう。
意外とひょうきんで愛嬌があり、面白い虫なのだそうです。Eテレ番組「カマキリ先生」も人気でしたよね。
虫好き男の子のママさん、一緒にカマキリについて学んでみませんか?