フリークライマーの楢崎智亜選手。スポーツクライミングの競技で数々の輝かしい成績を残しています。
ホールド掴み登っていくクライミングに手の力は必須と思われますが、楢崎智亜の握力はどのくらいなのでしょうか?
また、楢崎智亜選手の強さに関係する肩甲骨や筋肉などの身体能力についてリサーチしてみました。
楢崎智亜選手の握力は?
スポーツクライミングの楢崎智亜選手。プロに転向してから、たった2年で世界トップになった大注目選手です。
- 楢崎 智亜(ならさき ともあ)
- 1996年6月22日生まれ
- 栃木県出身
- 身長:170 cm
- 体重:58 kg
- 所属:TEAM au
楢崎智亜選手の握力
クライミングは様々なホールドを手でつかんでいく競技なので、握力が強い方が有利なのでは?と感じる人も多いのではないでしょうか?
世界ランキング1位の楢崎智亜選手の握力さっそく調べたところ、
楢崎智亜の握力は48㎏
ということが分かりました。これは2017年に放送されたTV番組で発表されていた情報です。
これって、男性の平均握力より少し高いくらいの数値。
とんでもなく、握力が強いってわけではないんですね。
memo
20~24歳成人男性の平均握力は45.97kgで、年齢とともに少しずつ高くなり、35~39歳の平均握力47.14kgがピーク。
参考:スポーツ庁「平成30年度体力・運動能力調査」より
クライミングに握力はそれほど重要ではない?
実はクライミングは、握力が強いほうが、有利になる場合もありますが、握力はそれほど、重要ではないよう。
というのも、クライミングのホールドにはいろいろな種類があり、親指を回して握り、握力を発揮できる形のものばかりではないから。
どんな形状のものであっても、しっかりとぶらさがって保持することができる指先の『保持力』の方が重要視されているそうです。
楢崎智亜選手は強い爪を持っている
楢崎智亜選手の保持力がどの程度なのかはわかりませんが、楢崎選手は、人一倍分厚く、強度の高い爪のもち主なのだそう。
指先を酷使するボルダリングとそこで必要となる保持力UPにきっと生かされていると思います!
楢崎智亜選手の強さの秘訣は肩甲骨!
もちろん保持力や握力だけが強くても、楢崎智亜選手のように世界トップにはなれないはず。
身長が170cmと、世界では小柄な方に入る楢崎智亜選手は、海外選手にリーチの差で劣ってしまいます。
それでも強いというスゴさの秘訣は、背中から羽のように浮き上がった肩甲骨にあるといいいます。
3年程前の楢崎智亜選手
ジムのイベントにて。
今見てもスゴイと思う。オリンピック応援しちゃう#立甲#クライミング#ボルダリング#肩甲骨#楢崎智亜#オリンピック pic.twitter.com/LmVdEWdFsu
— Atsuko_Rh- (@RhAtsuko) January 11, 2020
肩甲骨が安定すると、上腕のパワーを発揮しやすくなり、また肩甲骨の可動域を最大限に使うことで、壁に対応できるそう。
肩甲骨回りの筋肉を鍛えることで、ホールドからホールドに飛び移るダイナミックな跳躍力を武器とする楢崎智亜選手。
この跳躍力によって、腕のリーチなど、不利な部分をカバーしているんですね。
楢崎智亜選手は、猫とサソリの動きを参考にしており、「アニマルフロー」という動物の動きを取り入れたトレーニングに取り組んでいます。
また、背筋力は205kgでプロ野球選手をも超えるそうです。
楢崎智亜選手の得意技『ランジ』
そして、楢崎智亜選手の跳躍力が生かされた、得意技が『ランジ』です。
ランジとは、しなやかな肩甲骨の筋力を使って手を伸ばしても届かないホールドに飛び移る技。
ホールドからホールドへ巧みにひょいひょいっと登っていく、クライミングスタイルは海外でも大人気!
- 『忍者』
- 『フィジカルモンスター』
- 『トモア スタイル』
などの異名もつくほどです。
アクロバティックな動きが魅力的なのも、楢崎選手の特長ですよね。
楢崎智亜の筋肉美にも注目!
肩甲骨だけでなく、身体全体の筋肉美にも注目したいですね。
楢崎智亜選手の体脂肪率はなんと2%!
筋肉が隆起した背中や上腕二頭筋や、瞬発力のありそうなふくらはぎの筋肉など魅力的な筋肉の持ち主です。
ここでは、そんな楢崎選手の筋肉美ショットをご紹介しましょう!
イケメン…
↑↑腕の筋肉すごい!キュッと締まった足首にも目がいってしまいます。